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徒然なる日々のご紹介。
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みなさん、こんばんは。

学年同窓会で紹介した「藍澤先生のお言葉」を再掲致します。これは昭和62年3月10日発行の「小山台通信」第23号から転載するものです。

時間の都合上、当日はお名前の紹介にのみ留めた冨田先生、松扉先生、飯田先生のお言葉を、以下、全文転記致します。また、残間先生のお言葉も転載致します。出典は、藍澤先生と同一の「小山台通信」第23号です。

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「敬愛・自主・力行」を忘れずに
学年主任 藍澤 満 先生 3A担任(英語科)

 ご卒業おめでとう。人生への旅立ちおめでとう。今までは言わば目的地の見える順風の船旅。これからは独りで舟を漕ぎ舵を取らなければならない。しかし、不安はあっても自分で進む自由がある。目標を高く掲げ、大海に漕ぎ出せ。
 やがて二十一世紀。日本人も世界に通用する意識改革がさらに求められよう。人口問題、資源と食料の問題、自然破壊の問題、労働と時間の問題、科学・文化と経済の問題等が、一層深刻になるであろう。敬愛・自主・力行の精神を忘れずに、精一杯生きて欲しい。諸君のご活躍を期待している。

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卒業生に望むこと
3C担任 残間 誠一 先生(保健体育科)
 
 苦しくても
    敗けるな。
 苦しさの向こうには
    勝利がある。
 目標に向かって
    前向きで頑張ろう。

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3E担任 冨田 祐一 先生(英語科)

小山台高校第39回卒業生のみなさんへ(2009年11月11日)

 このたびは、22年ぶりの同窓会を催されるとのこと、おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
せっかくご招待いただいたのですが、残念ながら、今回は海外に滞在中のため出席することができません。大変申し訳なく思いますが、広瀬さんにお願いして、書面にてご挨拶申し上げたいと思います。
 皆さんと過ごさせていただいた1984年から87年という時期は、私が28歳から31歳という、大学卒業後、間もない頃でした。当時の私は、教育者としての経験がとぼしく、人間としても大変未熟だったため、今振り返ると、反省することばかりで、とてもはずかしく、皆さんには大変ご迷惑をかけたなーという思いになりますが、私自身にとっては、小山台高校で過ごさせていただいた教員生活は、非常に充実していて、次から次に楽しい思い出が浮かんできます。
 四苦八苦しながら、先輩の先生方の教えを請いつつ、試行錯誤を重ねながら取り組んだ授業のこと、クラス演劇に取り組んだ文化祭のこと、コートで一緒に跳ね回った軟式テニス部のこと、難しい条件の中の運動会のこと、充実した内容の修学旅行のこと、同僚とお呼びするには失礼なほど経験豊かで人間的に尊敬できるベテランの先生方、そして優秀で活気にあふれる皆さんの笑顔、当時のことを思い出すと、あらためて「すばらしい時を過ごさせていただいたのだなー」という感謝の気持ちでいっぱいになります。本当にありがとうございました。
 私の方は1991年3月までは小山台高校でお世話になりましたが、その後は福島大学の教育学部で、11年間中学校と高校の教員養成の仕事にたずさわり、2001年4月からは大東文化大学で英語を教えています。現在の年齢は53歳になりました。最近は小学生を対象にした英語教育にたずさわることが多くなり、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、NHK教育テレビの『えいごリアン』の制作にたずさわりました。現在『Gabby』というロボットが登場する(同じく小学生向けの)英語番組の制作にたずさわっています。また数年前にはNHKラジオの『基礎英語1』の講師をつとめさせていただいたりもしました。
 現在は、ニュージーランドのダニーデンという町にあるオタゴ大学で、1年間の研究期間をいただいていて、来年の3月までこちらに滞在しています。皆さんは、当時の私の年齢をはるかに超えておられ、社会とご家庭のまさに中心的役割を果たされていることと思います。いったいどのように立派になられているのか、直接お目にかかってお話をうかがいたい気持ちでいっぱいですが、そういう事情で、今回は大変残念ですが、あきらめざるを得ません。ただ、これで皆さんとお会いする機会がなくなったわけでもないと思いますので、ぜひ次回の機会を心からお待ちしたいと思っています。広瀬さんに、私の詳しい連絡先等をお知らせしておきますので、
機会がありましたら、ご連絡のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
 田中岳士さん、二宮滋さん、E組の幹事としてのお仕事をなさってくださっているとのこと、ありがとうございます。ぜひ、またE組でのクラス会などが開かれる機会がありましたら、お声をかけてください。ぜひ
うかがいたいと思います。今回は、参加できず本当に申し訳なく思いますが、どうぞE組のみなさんによろしくお伝えください。
 最後になってしまいましたが、この機会に、ぜひ一言申し上げたいことがあります。それは、藍沢先生のことです。藍沢先生は、私にとっては、「同僚」という感覚はあまりなく、恩師の一人だと思っています。「教師とはいかに生きるべきか」を身をもってお示しくださった方だからです。そうしたすばらしい先生と一緒に学年を担当する機会に恵まれたことを心から光栄に思い、深く感謝申し上げたいと思います。今、自分が、藍沢先生がご逝去された時の年齢を超えてしまったことを思うと、自分の未熟さが改めて恥ずかしく思われますが、先生の偉大さは、ますます大きなものとして感じられます。この場をお借りして、本当に色々なことをお教えくださったことに感謝申し上げ、ご冥福と藍沢先生のご家族のご多幸を心からお祈りしたいと思います。
 それでは、みなさん。20数年ぶりの楽しい旧友との再会の時、どうぞ心行くまでお楽しみください。学年同窓会のご盛会と、皆さんのご健康と、ますますのご活躍を、ダニーデンより、心から祈っております。

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3F担任 松扉 正彦 先生(国語科)

 月日が経つのは本当に速いですね。皆さんは何歳(いくつ)になられたのでしょうか。私はもうすぐ六十二歳、昨年の三月に定年退職しました。
 その時に、新しく生きようと、在職中のノート(六、七十冊ありました)や資料の類を全部廃棄してしまいましたが、小山台での皆さんとの日々、その中で学ばせていただいた数々の事柄は、今でも心の中にしっかりと生き続けております。
 現在、私は警備員をやっております。時給千円ですが、この仕事もそれなりに面白く、やり甲斐もあり、まずは楽しい日々を送っていると言ってよいでしょう。
 皆さんは、いま働き盛り、社会の中核としていろいろ苦労を重ねておられることと思いますが、どうかあせらず、無理をせず、一日一日を噛みしめながら進んで下さい。不景気も捨てたものではありません。幸せは飽食や浪費の中にではなくどこが別の所にあるということを教えてくれるのですから。
 繰り返しになりますが、どうかあせらずゆったりと生きて下さい。私もそうしようと思っています。
 ではお元気で、さようなら。
 (二〇〇九・一一・八)

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3I担任 飯田 國雄 先生(社会科)

「元I組の諸君へのメッセージ」(2009年11月12日)
 本日は、折角の機会にもかかわらず、小山台高校39回卒業の同期会(同窓会)に参加できなくてすみません。
 私、1991年3月まで8年間、小山台高校に勤務し、その後、九段高校(教頭)・東京都教育委員会(高等学校教育指導課長)・小石川高校と八潮高校(校長)を経て、2002年3月に都立高校を定年退職いたしました。
 現在は、神奈川県にある北里大学(相模原キャンパス)の教職課程の教授として、教員養成のための講義を担当し、教育実習などの学生の指導に当たっております。
 さて、今年の8月8日(土)、荏原町で、本日の会に先だって「I組のクラス会」を開いていただきました。
 当日は、多くの諸君が全国各地で活躍していることを直接知ることができ、また、小山台在学当時の「大運動会」の長時間に渉るビデオを観ながら、思い出話などに花が咲くなど、大変に楽しい時間を過ごすことが出来、感謝しております。
 今後とも、元I組の諸君一人一人が、健康には特に留意し、小山台高校の卒業生としての誇りをもって、一層のご活躍・ご発展をされることを、元担任として心から祈念しております。
 次の機会には、直接、元気でお会いできることを期待しています。

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以上
2009/11/16
広瀬 修(元H組)
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